斉藤ひとりさんのお話 黒 『着るもの』と『寝るとこ』と『食べるもの』
この前ね、質問があって「一人さんなんでいつも黒いのを着てるんですか？」って。いつもね、華やかな格好してくださいって言ってるのにね。「なんで一人さんだけ黒いの着てるんですか？」って。
ええ。私あの、うちの会社の人にね、「服買ってきて」って言ってるから、会社の人が買ってきたのを着てるんです。その時あの、色んなことを言うとね、合わせるのが大変なんですよ。だから、黒いのがいいよって言っておくと冬でも夏でもずっと黒いの買って。なんか、ちっちゃい時から、あの、わがまま言うのが嫌いなんです。
うちの母は、男は『着るもの』と『寝るとこ』と『食べるもの』この3つに文句言っちゃいけないんだよ。どこでも寝れて何でも食べれて、着るもののことは言っちゃいけないよって、育てられて。
そうすると、この3つ我慢すると大概のことは。なんかでもそれが身に付いちゃったっていうか。だからあんまり着るもんのことはね、何が着たいとかって言ったことないんです。自分でこれ欲しいっていう、ちっちゃい時から欲しいものないから買い物とかしたことないんですよ。
だから、なんか欲しいって思ったこともない。買い物も行ったことないです。せいぜい本屋さんに行って、本買うぐらいです。1回本買った時ね、本屋さんが後ろから追っ掛けてきてね。したら、お釣りをもらわなかったらしいの。そしたら、お釣り貰わない人って稀にいるんだって。俺の場合はお釣りも本も忘れてきた（笑）。だからお勘定だけ払って。で、そんなね、日常生活です。
今日はあの、信じられない話から始めます。5日ぐらい前にですね、明け方ぼーっとしてたらね、ぼーっていうより、夢が7割で起きているのが3割ぐらいの。本当にぼーっとしてる時です。神様の声がしたんです。怪しいでしょ（笑）。大丈夫？そしたらね、神様はね、面白いこと言うのね。神様ってね面白いこと言うの本当に。だからね、言われた通りにね、神様の言葉って短いからね、言われた通りに話すね。
あのね、特別な才能もなく特別な努力をするのを嫌な普通の人。神様って、特別な才能もなくて特別な努力をするの嫌な人を普通の人だって思ってるんだ。うん。それ感心してた。ああ、面白いこと言うなあ。それでその後に、普通の人の成功の方法を教えるから伝えてくれって。聞きたいよね。
なんか、私なんかだとさ、あの特別な才能がないんだったらさ、努力ぐらいしようよとかって思っちゃうじゃない。それがね、神様は、そういう人たちが成功する方法があるから教えてあげてって言うの。で、聞きたいじゃないそれ。聞きたくない？
それでね、神様って面白いことを言うんで。で、どんな方法ですか？って聞いたら、神様がね、『ありがとうゲーム』っていうの。で『ありがとうゲーム』ってなんですかって言ったら、最低1日4人、4人っていうより4回っていう意味ね。4回、月に100回。『ありがとう』と言われるゲームなの。
それでその時はね、漠然とこう聞いてたんだけど、後になって考えると凄いゲームなの。だって、「ありがとう」って言うなら連発して言って、1000回ずつ言ってる人とかいるんだよね。だけど、言われるとなると言われるようなことを前にしてなきゃなんないんだよね。
「ありがとう」って言われる、1日4回か。それで、それからあのうちの人たちとかうまくいってる人こうやって見てるとね、ありがとうって自分も言ってるけど言われてるんだよね。人からも。それで、その話をこの前から最近仲良くしてる寺田さんっていう方にしたら、ちょっとその時まで思って忘れてたの、その話。で、伝えてよって言われたのに、忘れちゃうところが俺の凄いところ。
いや、面白いお知らせが来たんだって言ったらね、そしたら寺田さんとそのカズヤ君っていう子が一緒にいて。「それいい話ですね」っていうの。1日4回か。電話でもいいですか？うん電話でもいいよ。昨日はどうもどうもって言うのはどうでしょう。どうもどうもは駄目なんだよね。感謝してますはどうでしょう。いやダメなんだよ。これありがとうゲームだから、『ありがとう』とか『ありがとうございます』とかね。ありがとうなんだよ」。
で、4回以上言われた日はマルで、言われなかった日バツでって。こうやってやってると、会社行ってもね、夫婦でも親子でも、『ありがとう』って言ってもらうと思うとね、『ありがとう』って言葉を相手から引き出そうと思うとね、一番簡単なのは自分が言うことね。
大体自分が40回ぐらい言ってって4回ぐらい言ってもらえるか分かんないんだけど。そしたらその後ね、喫茶店で話してたんだけど。寺田さんがあの、そこのウエイトレスさんがなんかでね、「ありがとうございます」って言ったらあ一回言われたって凄い、凄い嬉しがってんのね。
それでまたね、その話忘れちゃってたの。そしたら昨日、寺田さんから連絡があって、今日斉藤さんは川崎でパーティーですよねって言うの。それで、あの100回の話してくださいって言うから、100回の話って何だっけって言ったら、あの話ですよとかっていう。ああ、「ありがとうゲーム」の話ねって言ったら、すっごくそれがね、感銘したらしいの。
で神様が教えてくれって言うから今ね、一番最初にこの話をしておかないとまた忘れちゃうといけないなと思って。あの、ここにいる人はいろんな才能があるのかも分かんないけど、ありがとうって言われるゲームやると、楽しいよ。知らないうちに俺はずっとやってたのかも分からない。
あの、今までありがとうって言おうっていう運動はね、随分あったの。1日1000回ずつ言ってる人知ってます。非常に残念なの。その人嫌われてます。呪文のように唱えてるんですけど、あのぶつぶつぶつぶつありがとうありがとうって言ってるより、1000回言うより4回言われる方がすごいのかも分からないね。
で、この話噛み締めるとすごい深いんです。忘れずにこの話伝えました。
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