斉藤ひとりさんのお話 精神論とはケンカしない論なんだよ
え~、私ね、「変な人ですよ!」って、自分で言ってるの。
で、変な人だから、『変な人の書いた成功法則』とかね、え~、「変な人」つけないと嫌だっていうの。
それで、変な人ですよ!っつってんのに、こんなに聞きにくるのは変です(笑)
え~、今日、神奈川県の変な人は、皆、ここに集まってる(笑)
県外からもね、随分、来てると思います。
本当にあの~、すぐいっぱいになっちゃってね、キャンセルのキャンセル待ちとかいるんです。
どこでもすぐ本当にいっぱいになっちゃうんです。
沖縄の人もいた?ありがとうございます。変な人ですねぇ(笑)
え~、ひとりさんはね、何で「変な人」っていうかっていうとね、自分に自信のあることは、「私、少し変ですよ?」って言わないとダメなんです。
って私は思ってるの。だって、「私が正しい!」って言ったら、みんなが間違ってるってことになっちゃうんだよね。
で、それ言うとケンカになっちゃうの。んで、やっつけると恨まれる。
だから、こういうとこの人って、みんなよく勉強するの。
講演会聞きに行ったりさ、本読んだりするとね、自然と頭がよくなっちゃうの。
で、頭がいいって何ですか?って、知ってることが多いってだけだよ。
だってそうだよね?頭がいいってそういうことだよね。
中国行くと知識人って言わないの、知識人のことを読書人っていうの。
だって、よく本読んでる人は何でも知ってるもんね。
でね、何でも知ってると、つい「知ってるよ!」って言いたくなっちゃうの。それを言っちゃいけないの。
だから、ここらへんの人、気をつけなきゃいけないのは、日常会話で、周りの人が間違ったこと言ってても、指摘しちゃダメだよ?
だって、日常会話ってどうでもいいの(笑)。本当なんだよ?ね?
それをね、え~、釈迦が2000年前に生まれてって、何でもいいんだよ、何年前だって。
それを、「いや、それは2,500年じゃないですか?」とかっていうと、話が途中で腰を折られると嫌がるんだよ。
で、いいの、何年前でも。そうだそうだって聞いてると。。
いや、本でも書くとかだったら別だよ?本やなんか書くっていったら、へりくだってね、「ちょっと申し訳ねんだけどさ、あれ2,500年じゃなかったかなぁ、いや、俺も自信ないんだよ、俺も一回調べるから、そっちも調べてみて」ぐらいの言い方じゃないと、ダメなんだよ?ね?
じゃないと、ケンカするために勉強してんじゃないからね?わかる?
あのね、意見が食い違ったら相手が正しいの。覚えときなよ?
意見が食い違ったら相手が正しい。
「斎藤さん、そうじゃねんじゃないかな!」
「いや、俺もそう思ってたんだよ(笑)」
それをね、未熟な奴はね、間髪入れずに、あの、パッと言えないんだよね。
違うんじゃないですか?っていうと、しばらく考えてね、悔しそうな顔して、「そうですか。。」とかって言うんだよな(笑)
いや、相手が間違ってたっていいんだよ?相手が間違ってて、自分が正しいって知っててもいいの。
で、「違うよ?」って言われたら、「そうですね、いや、俺もそうだと思ってたんですよ」
で、また、よそ行ったら、自分の主張ずっと言ってりゃいいの。わかるかい?
精神論とはケンカしない論なんだよ。ね?このことを忘れちゃダメだよ?
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